安全性・耐久性を備えた持続可能な住宅を設計します
重量鉄骨で理想の住宅を実現
当社独自の建築工法である”JTS工法”は、工務店への技術支援として開発した重量鉄骨と集積材を組み合わせた長寿住宅の工法です。
鉄骨には大きく分けて軽量鉄骨と重量鉄骨がありますが、その違いは、鋼材の厚みです。鋼材の厚みが6mm以上のものを重量鉄骨、6mm未満のものを軽量鉄骨とするのが一般的であり、太い方の鉄骨を重量鉄骨と呼んでいます。重量鉄骨は通常マンションやビルに使用されており、強度に優れていることが特徴です。JTSでは、一般住宅に重量鉄骨を用いており、耐震性、耐久性に優れた住宅を設計、ご提供しています。
また、重量鉄骨住宅は柱と梁を一体化し、筋交いを必要としないので、柱と柱の間隔も広く取れ、大きな空間をつくることが可能です。そのため、ライフスタイルに合わせて理想の間取りで住宅を設計することができます。
さらに、集成材と重量鉄骨を組み合わせることで、高い耐震性・自由な間取りといった重量鉄骨の優れた性質を発揮しながら、木材の香りやあたたかみを楽しめる剛柔一体の住宅をかなえることができます。一般住宅のほか、集合住宅やコンパクトハウスにも対応可能です。
他構造との比較
構造 | 品質 | 工期 | 耐久性(耐用年数) | 設計の自由度 | 耐震性 | 気密性・遮音性 | 耐火性 | コスト | 通気性 | 断熱性 |
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JTS工法 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
軽量鉄骨 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
木造 | 〇 | ◎ | △ | △ | △ | △ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
JTS工法の重量鉄骨造は、他構造と比較して①耐用年数が長く、②耐震性にも優れるうえ、③気密性が高いので、遮音性能を発揮できるという点でメリットがあります。従来コスト面では木造に劣りますが、現在は新型コロナウイルスの世界的なパンデミック、世界情勢の影響をうけ、ウッドショックと呼ばれる木材の値段が高止まりしている状況にあります。そのため、重量鉄骨住造を選択することで、木造に比べ割安で住宅を建築することができる可能性もあります。